電池容量表示『mAh』と選び方ついて
モバイルバッテリーの電池容量の表示で使われる放電容量『mAh』(ミリアンぺアアワー)の数値ですが、この数値はバッテリーに蓄えられる電気の量を表しています。
例えば5000mAhの容量のバッテリーであれば5000ミリアンペアの電流を1時間(アワー)流すことが出来る能力があるということです。
もちろん大きい数値になればなるほど充電できる容量も大きくなります。
スマホ○回分充電可能って?
モバイルバッテリーの容量を分かりやすく表示するために、『スマホ~回分フル充電可能!』なんて表記を良く見かけますよね。
この回数は『モバイルバッテリーの容量÷スマホの電池容量=充電できる回数』という計算で表示されます。
iPhone5の電池容量は1434mAhでサムスン電子のGalaxy S iiiなんかは2100mAh
ここは平均をとってスマホの電池容量を1760mAhとしましょう。
例えば5000mAhのモバイルバッテリーだと
『5000mAh÷1760mAh=2.84回』となります。
電池の能力が8割程度しか発揮できないとしても2.84×0.8=2.27ということで2回以上の充電が出来るという計算になります。
なので5000mAhクラスのモバイルバッテリーはスマホ約2回分フル充電可能という表示になります。
どの容量を選べばいいの
一概に大きい容量を選べばいいとは限りません。
大きい容量のモバイルバッテリーになればどうしてもサイズと重さも比例して大きくなっていきますし、容量が大きいと本体の充電時間も長くなります。
もちろん価格も高くなっていきます。
なのでご自分のライフスタイルに合った容量を選ぶことが大切です。
職場で私用のスマホの充電がおおっぴらにできないのでアフターファイブ時に少し電池容量が心もとないって方と、2泊3日の海外出張での充電に使う方では同じ容量のモバイルバッテリーでは不便ですよね。
大きく4種類にクラスわけ
スマホの充電回数で分けてみると4クラスに分けれます。
- スマホ0.5回の1000mAhクラス ちょっとした緊急時用
- スマホ1回分の2500~3000mAhクラス 1日スマホを使いまくるよ!
- スマホ2回分の5000mAh~クラス 1泊2日の外出もOK
- それ以上の大容量10000mAh~クラス タブレットやノートPCも充電!
旅行時に持っていく大容量タイプと、普段使いの小型モバイルバッテリーなど、家族で使い回せたりすると便利ですよね。